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なでしこーだー

日本語プログラミング言語「なでしこ3」でAtCoderの問題を解くためのchrome拡張機能

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「なでしこーだー」は日本語プログラミング言語「なでしこ」でAtCoderの問題を解くためのchrome拡張機能です。
ブラウザで動かすことのできる「なでしこ3」の言語エンジンを利用して、なでしこ3で書いたコードを自動でJavaScriptに変換することでAtCoderに提出します。
なでしこ3の文法はなでしこ3公式マニュアルを参照してください。
なでしこーだーにおける標準入力の取得方法は使い方を参照してください。

注:「なでしこーだー」はなでしこ、AtCoder共に非公式です。

対応バージョン

インストール方法

  1. chromeを起動し、chrome ウェブストアでなでしこーだーのページを開きます。
  2. 「chromeに追加」をクリックし、chromeへのインストールを許可します。

使い方

AtCoderのコンテストページを開くと自動的に「なでしこーだー」が起動します。

なでしこ3で書いたコードを提出する

コンテストの「問題」ページもしくは「提出」ページを開き、「提出」ボタンの横に「なでしこ提出」ボタンが表示されていればOKです。
エディタになでしこ3でソースコードを書き、「なでしこ提出」ボタンをクリックすると自動でJavaScriptに変換されて提出されます。AtCoderの言語欄は特に変更する必要はありません。

なでしこ3で書いたコードをテストする

「なでしこーだー」はAtCoderのコードテストにも対応しています。コンテストの「コードテスト」ページを開くと「実行」ボタンの横に「なでしこ実行」が表示されます。
エディタになでしこ3でソースコードを書き、「なでしこ実行」ボタンをクリックすると自動でJavaScriptに変換されて実行されます。AtCoderの言語欄は特に変更する必要はありません。

標準入力を取得する

AtCoderは標準入力を受け取り、解答を標準出力する形式の問題が出題されますが、「なでしこーだー」で使用しているweb版のなでしこ3(wnako3)は標準入力を受け取る機能がありません。そのため「なでしこーだー」では標準入力を受け取る独自の関数「標準入力」を設定しています。関数「標準入力」は、一度にすべての標準入力を受け取り、その文字列を返します。複数行の入力がある場合も改行記号を含む一つの文字列が返ります。

例1

ソースコード

標準入力を整数変換して、それに10を掛けて表示

入力

3

出力

30

例2

ソースコード

標準入力を改行で区切ってAに代入。
Aの配列合計を表示

入力

1
2
3

出力

6

標準出力

上の例にあるように標準出力は「表示」命令を使うことができます。 「コンソール表示」命令でも同じ結果になります。